翻訳と辞書
Words near each other
・ 借り越し
・ 借り越し金
・ 借り越す
・ 借り込む
・ 借り逃げ
・ 借り間
・ 借り集める
・ 借る
・ 借上
・ 借上 (中世)
借上 (近世)
・ 借上げる
・ 借上人
・ 借主
・ 借人
・ 借位
・ 借入金
・ 借刀殺人
・ 借券
・ 借力


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

借上 (近世) : ミニ英和和英辞書
借上 (近世)[かりあげ]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [しゃく]
 (n) borrowing
: [じょう]
 (n,pref,suf) 1. first volume 2. superior quality 3. governmental 4. imperial 5. top 6. best 7. high class 8. going up 9. presenting 10. showing 1 1. aboard a ship or vehicle 12. from the standpoint of 13. as a matter of (fact) 13. superior
近世 : [きんせい]
 【名詞】 1. recent times 
: [よ, せい]
 【名詞】 1. world 2. society 3. age 4. generation 

借上 (近世) : ウィキペディア日本語版
借上 (近世)[かりあげ]
借上(かりあげ)とは、江戸時代が財政難を打開するために取った措置のことで、家臣の知行や封禄の一部を藩が借り入れる形で支給を停止したり、商人などに与えていた免税などの特権を一時的に停止することを指すが、前者の事例が良く知られている。
1647年正保4年)の小浜藩の借上などが初期の代表例として知られているが、江戸時代中期以後には多くの藩で採用されるようになった。「借上」は本来であれば期限の定めのある一時的な借入であるため期限がくればその分を家臣に支給(返済)しなければならなかったが、実際には返済が行われず、後には期限の定めも無くなって借上自体が毎年の恒例となり、実質的には減封・減知と同一の措置となっていった。
こうした政策には批判も多く、本多利明の『経世秘策』には既に半知(本来の知行地の半分)以上を借上している藩もあり、生活困難となった家臣は主君を怨敵のように恨んでいる」と痛烈に批判している。
== 参考文献 ==

*藤井譲治「借上」(『日本史大事典 2』(平凡社、1993年) ISBN 978-4-582-13102-4)


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「借上 (近世)」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.